フロンターレの勝利に貢献するなど大活躍中の三笘選手。
そんな彼の年俸がデビュー翌年に2000万円まで上がりました。
ほかの選手とくらべて、どれくらい年俸が上がったのかくらべてみました。
現在公表されている年俸
三笘選手の2021年の年俸を調べたところ2000万円でした。ただ、プロ野球では年俸が億単位などという話もよく聞くので、サッカー界ではどういう評価なのか比較してみます。
三笘選手と同世代イサカゼイン選手、神谷選手、旗手選手の年俸
総年俸が10億5160万円とされる川崎フロンターレ。
その中でもイサカゼイン選手、神谷凱士選手、旗手怜央選手は三笘選手と同世代で、22歳で契約したとき年俸は460万円。
2021年現在、イサカゼイン選手と神谷選手は460万円、旗手選手が1000万円となっています!一般人からしたらどの金額もとんでもないですが。
2020年の三笘選手も、460万円で契約しているので川崎フロンターレ内での基準額といえそうです。
ではほかの選手の23歳時点での年俸はどうでしょうか。
イサカゼイン選手は2021年460万円、神谷凱士選手は460万円となっています。旗手怜央選手は2021年に1000万円まで上がりました。
『サッカーダイジェスト3月25日号』によると、2月26日にJリーグが開幕し、翌週の末までに3試合を終え9点もの勝ち点を得ています。
しかもおととし優勝した横浜もその対戦チームに入っており、いかに川崎フロンターレが強いかわかります。
旗手選手と三笘選手のコンビの強さは今や相手チームを脅かすレベルにまで達しているくらいですから。
家長選手、ダミアン選手の活躍ももちろん、田中選手による「足元に入れるパス」とも相まって川崎フロンターレはまさに絶好調。
…ということは、1540万円も年俸アップしたという時点で破格の上昇値といえるでしょう。
異なるクラブの三笘選手と同世代の年俸
では総年俸47億1240万円といわれるヴィッセル神戸の同世代選手との差を見ましょう。
まず山川哲史選手は23歳で460万ですが、中坂勇哉選手は800万、井上潮音選手は1000万、初瀬亮選手は1500万円です。
初瀬選手は18歳からキャリアをスタートさせ、最初の年俸は380万円でしたが翌年500万、さらに翌年950万と順調にステップアップしました。
21、22歳のときに1000万円となり、23歳で1500万円まで上がっています。サッカーダイジェスト2021年1月14日号を確認すると、初瀬選手の評価はCとされています。
ヴィッセル神戸はイニエスタ選手や山口蛍選手、リンコン選手が怒涛の攻撃をしかける攻撃重視型のクラブですが守備の面で課題を抱えています。
昨年より500万年俸がアップしているということはそれだけ期待が大きいと見ていいでしょう。
国内リーグでの最高年俸額
2021年のデータですが、現在足の治療で離脱しているヴィッセル神戸のイニエスタ選手(2021年5月から一部復帰が伝えられました)が32億5000万円です。
これはもちろん、イニエスタ選手が元スペイン代表と言うことも含めての額になります。
ここまでくると省庁の予算レベルの金額なので想像を超えた額ですよね。
トーマスフェルマーレン選手は5億円、ドウグラス選手が2億円とこれまた高額ですが、年俸が高ければ高いほど選手にかかるプレッシャーは計り知れません。
まとめ
以上、三笘選手の年俸について調べました。
1年で1540万も年俸アップする理由は、三笘選手がその素晴らしいスキルと旗手選手とのコンビネーションによっておととしの王者横浜をも破り、川崎フロンターレが独走していることにあります。
ざっと見た限り、これほどまでに年俸アップしている選手があまりいませんので三笘選手への期待の大きさは一目瞭然ですね。
参考サイト、書籍
『サッカーダイジェスト3月25日号』『サッカーダイジェスト1月14日号(選手のランク付け参照)』