『フットボールネーション』は、サッカーと「ゆる筋トレ」というユニークな組み合わせを描いた作品です。
「本当にこんな運動で効果あるの?」と最初は半信半疑になる方もいるかもしれません。
実は私も、以前は太ももの前側がガチガチで、思うように走れずに困っていました。
今では筋肉の緊張が取れ、力を抜いて軽やかに動けるようになっています。
太極拳が教えてくれた「力を抜く」体の使い方
私が23歳のとき、半年ほど楊式太極拳の教室に通っていました。
そこで教わったのは、「速く強く」ではなく「ゆっくり丁寧に動かす」こと。
例えば足を着地させるときは、親指→つま先→かかとの順で力を移していく。
そんな細かな動作に意識を向ける練習が中心でした。
全身に余計な力が入らないように注意して動くと、しなやかさが出てきて、
突進してくる子供をふわっと受け流すような感覚も身につきました。
そのおかげか、今では全力で走るときも、太ももが硬くならずに動きやすさを感じています。
ゆる体操の小さな変化に気づく日々
最近では、「ゆる体操」も取り入れています。
足首をブラブラさせたり、ふくらはぎを膝にのせて揺らす「膝コゾ」といった軽い運動です。
座っている時間が長く、休日もあまり運動できない中で、こういった簡単な体操はとてもありがたい存在。
毎日続けているわけではありませんが、少しずつ体のこわばりがほぐれていくような感覚があります。
とくに左右のふくらはぎで動かしたときの「気持ちよさの差」が顕著で、
一方は柔らかく、もう一方は「痛いけど効いてる」という感覚があるのが面白いところです。
正しいトレーニングがもっと広がってほしい
もちろん、運動には筋トレも大切です。
でも、「自分に合った正しいトレーニング」が広く知られていないのが現状だと思います。
かつて通っていた武術系の教室では、「ストレッチ」として
**太ももと膝を床にぺたんとつけて、足先を左右に流す“女の子座り”**が推奨されていました。
しかしこの座り方は、股関節に負担がかかる可能性があり、注意が必要です。
大人向けのスポーツ指導が理にかなっていても、
小中学校など教育現場で、スポーツを“理論”として教えられる指導者がどれほどいるかは疑問です。
『フットボールネーション』がくれた気づき
『フットボールネーション』は、ただ筋力をつけるのではなく、
**「いかに自然に体を使うか」**という視点をわかりやすく教えてくれました。
読み始めは戸惑うかもしれません。
でも、ゆるやかな運動の本質に気づいたとき、きっと見方が変わるはずです。
私自身、体のこわばりに悩んできたからこそ、
この作品の描く“体の使い方”にとても共感できました。
まとめ
ゆる体操や太極拳のように、筋肉を無理に動かさず「余計な力を抜く」運動は、
部分的に筋肉が硬くなってしまった私のようなタイプにとって、非常に合っていると感じます。
『フットボールネーション』を通して、自分の体と丁寧に向き合う大切さを改めて知ることができました。
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